ストレスがたまると甘いもの食べたくなるのってなぜ?
ストレスが溜ると、甘いものが無性に食べたくなる時ってありますよね…
でもダイエットしているとき、甘いものは最大の敵といっても過言ではありません←
でもそもそもなんで甘いものがほしくなるんだっけ?って思ったので調べてみました。
甘いものが食べたく理由
①脳が疲れるから
→ストレス度合いが高まると、交感神経が刺激されイライラ等に繋がります。通常よりもエネルギーが必要になりエネルギー源である糖質を欲するようになるらしいです。
②幸せホルモン「セロトニン」が一時的に増えるから
幸せホルモン「セロトニン」が増加することで幸福感を高めようとするのです。
→セロトニンが分泌されるためには、必須アミノ酸の1つであるトリプトファンが脳に運ばれる必要があります。
糖質をとると血糖値が上がるのですが、インスリンにはタンパク質を生成する作用もありますが、タンパク質合成の過程でトリプトファン以外のアミノ酸を消費するために一時的にトリプトファンの比率が増えます。トリプトファンだけ余るので、一時的にセロトニンの比率が増えるのです。
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甘いものの落とし穴
①セロトニンの増加はあくまでも一時的に増加するに過ぎない。
→インスリンの効果によって、一時的にトリプトファンの比率が上がりセロトニンを分泌されているに過ぎません。
トリプトファン自体の量が絶対的に増えているわけではないので、あくまでも一時的に快楽物質が出ているにすぎないのです。
②血糖値の急上昇急降下によって、疲労、精神不安等を引き起こす
→インスリンが急降下することによって、脳が糖質不足と錯覚します。
脳が糖質不足になると、疲労、イライラに繋がり結果ストレスがたまります。
最初に戻りましたね。負のループ突入です。
セロトニンの絶対量を増やす必要がある。
結局のところ、甘いものを食べたい、というのは一時的に糖質をドーピングすることによって「幸せホルモンがいっぱい出てる!」と脳が錯覚しているだけです。根本的解決になっていません。
根本的解決を図る為にはセロトニンの絶対量を増やす必要があります。
セロトニンを分泌する為には、
①トリプトファン(タンパク質とか)
②ビタミンB6、ビタミンC
が必要になります。
これらを含む食材を摂るように心がけたいものです。
また、セロトニンを分泌する為にはどうしても糖質が必要になります。
急な血糖値の上昇を抑えるために、食物繊維もとりたいですね。