現実逃避しながらダイエットするQ2M2

27歳、無職ニートが、資格勉強しながらゆるく筋トレダイエットする雑記帳

ネガティブ思考は悪なのか?

どうもQ2M2です。

 

よく、ネガティブ思考の人は、ポジティブになれ!とか言われるような気がします。

自分がネガティブだから、って思ってポジティブ思考になりたいなぁ、なんて悩みを持つ人も少なくないのでしょうか?

 

僕自身ネガティブ思考の性格ですが、ポジティブさは欲しいな、と思いつつ、

人からポジティブさを持て、とか強要されるとなんだか反発したくなっちゃうややこしい性格です笑

 

そもそもネガティブって悪いものなの?って考えちゃったので、考えていきたいと思います。

 

ネガティブ思考は世間から受け入れられづらい風潮

 

ネガティブな思考、行動、発言は、あらゆる場面で否定的に受け取られる場面が多く、恋愛、就活、仕事上でもネガティブな姿勢はほとんど肯定されません。

 

ネガティブ思考である人は共感してくれるかもしれませんが、実際、たまに自分のネガティブさに嫌になったりします。

ネガティブ思考の限り、自分はだめなんだ、幸せな未来は望めないんだ、人からも求められないんだ、なんて悲観的になってしまう夜もあります。

 

一般的に、ネガティブ思考の人って、

内向的とか、消極的、引っ込み思案や性格が暗い…みたいな人が多いイメージを持っていませんか?

 

ネガティブ思考の人の特徴として、

①心配性で失敗を過度に恐れる

②いろいろ考えすぎて結局行動しない

③何に対しても「否定」から入りやすい

④自己肯定感が低い

 

等が上げられるらしいです。

参照:

ネガティブな人の特徴&心理とは|原因を改善してポジティブになる7つの方法 | Smartlog

 

 

こういったネガティブ思考の人と付き合うと、自分まで疲れる、めんどくさい、ネガティブが移り自分まで暗くなりそう、などといった話は珍しくないと思います。

 

こうした良くないイメージが先行するせいか、いつのまにか「ネガティブ思考=悪」という図式が社会全体を通して共通認識として根付いてしまったように思います。

 

ネガティブ思考は防衛本能

 

一般に毛嫌いされやすいネガティブ思考ですが、程度の違いはありこそすれど、誰しもが持っている自己防衛の心理だと思います。

 

ネガティブになり、敢えて挑戦や積極的に動かないことで大きな失敗や損失を避けることが出来ます。

飛躍的な成長や利益は得られる可能性は低いですが、安全圏に留まることで、安定や平穏を手に入れられる可能性が高くなります。

 

もう少し話を大きくしますが、人類がここまで繁栄、存続したのも「ネガティブ思考」があったからともいえるでしょう。

 

常に最悪の事態を想定することで、事前に「最悪」を回避し、生き残ってきたともいえるのではないでしょうか?(どっかでそんな話を聞いた笑)

その考えからすれば、生き残った人類は基本的には、ネガティブ思考の持ち主ということが出来ます。特に落ち込む必要もなければ、恥じる必要もないような気もします。

 

ネガティブ思考のメリット

これは、マイナビさんの記事で上げられておりましたがメリットしては、

①物事が慎重に進めれられる(丁寧でミスは少ない)

②新しいものを生み出せる(ネガティブ故悪いところに目がつきアイデアが思いつく)

③最悪の事態に備えられる(心配性ゆえに危機管理能力が高い)

④人とはちがう視点を持つ(疑り深く、騙されにくいので真実を見抜きやすい)

⑤地道に力をつけていくことが出来る(ハイリスクハイリターンには危機意識を持つため確実性を重視しやすい)

 

ネガティブ思考は変える必要なし。実は仕事にメリットな理由(2ページ目)|「マイナビウーマン」

 

以上が上げられるとのこと。

確かに何事にも表があれば裏があるように、ネガティブ思考のデメリットはかえって強みにもなりえるわけです。(正直②は懐疑的ですが笑)

 

ネガティブ思考を持つことは、必ずしも悪い面とはいえないことも見えてくるかと思います。むしろ上手に活かせば、魅力的なストロングポイントと言えます。

 

「自分はダメな奴」と思わないこと

ネガティブ思考は決して悪いことではありません。

しかしその性質上、ネガティブの悪循環にはまる危険性があると思います。

 

冒頭で、自分のネガティブさに悲観するといいましたが、

 

ネガティブ思考の特徴としてあげた、①~④ががかっちりはまってしまうと、、、

 

 

行動する前から過度な心配をする。失敗を恐れて行動しない。もしくは行動しても失敗する。失敗体験・行動しなかった自分に自己嫌悪し、自分の自身への評価が低くなる。結果自信を失う。

 

 前回の失敗が尾を引いて、また次の行動に躊躇する。自分のネガティブさに自己嫌悪する。自分の自身の評価が下がる。自信をさらに無くす。

 

 

この負の連鎖に陥る可能性があります。(実体験にて経験済み)

 

ネガティブ思考そのものは、悪くありませんが、積み重なることによって、自分の価値や存在意義をも否定に走ってしまう恐れがあるのです。

 

「ネガティブな自分」に対し、ネガティブになってしまうんでしょうね。(他人事)

 

ネガティブ思考をしっかりと認知すること

最近、少し時間が出来て考えるようになったのですが、無理にポジティブになろうたってなれるものではありません。もう何十年も染みついてきた価値観をいきなり変えようたってそんなの現実的ではありません。

下手に見せかけだけポジティブに振舞ってもかえって精神を擦り減りそうです。

むしろ演じてる自分に嫌気がさしそうな気さえします。

 

無理にポジティブを目指すのではなく、

大事なのは、「ネガティブ思考」そのものは善いものでも悪いものないと理解することだと思います。

 

ネガティブに考える自分を嫌いになり、卑下するのではなく、ネガティブさを武器にどう闘うのかを考えていけるようになれば、幾分か気が楽になりそうな気がします。

 

ネガティブをポジティブに捉えたいものですね。